
小祝さくら
◆女子プロゴルフツアー アクサレディス宮崎 最終日(30日、宮崎・UMKCC=6538ヤード、パー72)
29位から出たツアー11勝の小祝さくら(ニトリ)は7バーディー、ボギーなし、この日最少の65をマークし、今季自己最高の2位フィニッシュした。「(優勝まで)あと2打だったので、悔しい部分はあるけど、今日はすごくいいプレーができたし、ノーボギーで回れたのはうれしい」と充実感を漂わせた。
“裏街道”の10番からスタート。バーディー発進とし、17番でも伸ばすとギアが上がった。1、3、4番をバーディーとすると、6番で会心の一打を見せた。48度ウェッジで放った第2打はピン1メートル弱に。これを沈めて、8番パー5では7メートルを沈め、7つめのバーディーとした。「ショットが良くて、バーディーチャンスにたくさん付けることができましたし、それをパットで決められたのでいいスコアが出せた」と手応えをつかんだ。
優勝した工藤遥加とは1打差の2位でホールアウトしたが、「(優勝は)厳しいかなと。工藤さんや後ろの組もあったので」と話した。「最後伸ばしての2打差なので仕方ないですけど、来週以降今の調子を上げていけるように頑張りたい」とディフェンディングチャンピオンで迎える次週のヤマハレディース(4月3~6日、静岡・葛城GC山名C)を見据えた。