第1R単独首位の安田祐香、新人・中村心が首位に並ぶ 前年覇者・阿部未悠は予選落ちピンチ


第1ラウンド残り、15番ティーショットを放つ安田祐香(カメラ・今西 淳)

第1ラウンド残り、15番ティーショットを放つ安田祐香(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日(12日、埼玉・石坂GC=6585ヤード、パー72、報知新聞社など特別協力)

 第1日(11日)に雷雲接近のために順延された第1ラウンド(R)の未消化分が終了し、午前8時15分にペアリングの組み替えなしで第2Rがスタートした。

 第1Rを65で回り、単独首位スタートを切った安田祐香(NEC)は第2Rの序盤、さらに勢いを増した。1番パー5ではグリーン右サイドからチップインイーグル。2番パー3、3番パー4で連続バーディーを奪い、最初の3ホールで4アンダーのロケットスタートを決めた。しかし、8番パー4、9番パー4で痛恨の連続ボギー。前半の9ホールを1イーグル、2バーディー、2ボギーの34で回り、通算9アンダーで首位タイとなった。

 新人の中村心(ヤマエグループHD)が前半の9ホールを4バーディー、ボギーなしの32で回り、通算9アンダーで、安田祐香とともに首位に並んだ。

 9ホールを終えた佐久間朱莉(大東建託)、10ホールを消化した韓国のペ・ソンウ(大和地所)が1打差3位に続く。

 昨季の日本女子ツアー年間女王で今季から米女子ツアーを主戦場に移し、今季の日本女子ツアー初戦の竹田麗央(ヤマエグループHD)は8ホールを消化し、通算2オーバーの70位。

 前年覇者の阿部未悠(ミネベアミツミ)は8ホールを終え、通算3オーバーの78位で、予選落ちのピンチとなっている。

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