
5番ティーショットを放つ安田祐香(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日(13日、埼玉・石坂GC=6585ヤード、パー72、報知新聞社など特別協力)
雨が降りしきる中、最終組が前半を終了した。
1打差2位からスタートした安田祐香(NEC)が前半の9ホールを1バーディー、ボギーなしの35で回り、通算9アンダーで首位に立った。通算8アンダーで6人が首位に並んでいた8番パー4で、3メートルの下りスライスラインの難しいバーディーパットを沈めて一歩抜け出した。昨年9月、悪天候で27ホール短縮競技となったミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで涙の初優勝。今大会も雨の中、2勝目を目指す。
11番終了の佐久間朱莉(大東建託)、10番終了の河本結(リコー)、それぞれ9ホールを終えた入谷響(加賀電子)、中村心(ヤマエグループHD)の4人が1打差の2位で安田祐香を追っている。入谷と中村はともに19歳の新人。今季ルーキーの初優勝を狙う。
さらに2打差の6位に岩井千怜(ホンダ)、蛭田みな美(ユアサ商事)、金沢志奈(クレスコ)、韓国のペ・ソンウ(大和地所)が続く。
首位と2打差以内に9人がひしめく大混戦。いよいよ、勝負のサンデーバックナイン(最終日の後半9ホール)に突入した。