16歳の飛ばし屋アマ・松山茉生 和合でドライバーは3ホールだけ 地元で今季ツアー初出場


開幕前日に取材に応じるアマチュアの松山茉生(カメラ・高木 恵)

開幕前日に取材に応じるアマチュアの松山茉生(カメラ・高木 恵)

◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ プロアマ戦(30日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)

 昨年の日本アマを大会史上最年少の15歳で制した松山茉生(まお、福井工大高2年)が、地元で今季プロツアー初戦を迎える。「調子は悪くないと思う。まずは予選通過を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。

 身長180センチで平均飛距離300ヤード超の飛ばし屋。距離が短い和合でドライバーを握るのは2、5、18番の3ホールのみ。アイアン型の2番ユーティリティーをバッグに入れる。

 実家はコースから車で20分。小学生の頃から観戦に訪れていた思い出の大会を前に「去年何回かツアーを経験したけど、地元で一番見ていた試合。いろんな人が見に来てくれる予定。緊張もするけどすごいワクワク」と目を輝かせた。

 1月には米ツアーのソニーオープンも経験した2025年は、大きく飛躍を遂げる一年になりそうだ。「まだアマチュアなので、日本アマと日本ジュニアで勝つことが第一の目標。来年までにツアーで勝てるぐらいの力をつけたいので、アマチュアの試合で勝って、ツアーで経験を積んで来年につなげたい」と力を込めた。

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