プロアマ戦をホールアウトし笑顔を見せる河本結（カメラ・今西 淳）
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦（７日、茨城ＧＣ東Ｃ＝６６７５ヤード、パー７２、報知新聞社後援）
ツアー２勝の河本結（リコー）が最終調整した。メジャーセッティングのコースの印象は「めっちゃ仕上がってました。（前日に）雨が降ったのにめっちゃスピードが出ていて、すごいと思った」と印象を語った。昨年大会は９位。「西Ｃよりはいい印象。フェードヒッターの打ちやすい、右ドッグレッグが多い」といいイメージを持って大会に臨む。
今季は７試合中４戦でトップ１０入り。パーオン時の平均パット数、リカバリー率が１位とグリーン周りに自信を持っている。「自分のミスする癖のデータが増えて、パッティングがしやすくなった」。フェアウェーキープ率も昨年の６２・５３３７％から６６・１４９１％に向上。チャンスにつく回数も増えているが、「まだ調整したい」と向上心をのぞかせた。
大会最終日の１１日は母の日。さらに、３月に亡くなった母方の祖父の四十九日にもあたるという。そのため家族は会場に駆けつけられないが、「母にも、亡くなった祖父にも早く今季の優勝を届けたい。それがメジャーでできたら最高」と愛する家族へ３勝目を届けたい思いは強い。自身初のメジャー制覇へ「見ているところは優勝しかない。一日、一日を全力でやっていきたい」と頂点だけを見据えた。