19歳ルーキー・荒木優奈が自己最高6位 2週続くホステス大会は「優奈的メジャー。優勝を目指したい」


荒木優奈

荒木優奈

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(11日、茨城GC東C=6675ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 20位から出たルーキーの荒木優奈(Sky)が3バーディー、ボギーなしの69をマークし、通算3アンダーで自己最高の6位に入った。「めっちゃ楽しかった。最初の2日間は“メジャーの洗礼”を受けてこてんぱんにやられた。週末はピンに刺すショットも増えて、結構いい感じに回れた」とプロでの初メジャー4日間を笑顔で締めくくった。

 その言葉通り、2番パー3では5アイアンで、ピンそば30センチにピタリ。7番ではグリーン奥からのアプローチが、下り傾斜に乗りカップを5メートルオーバー。大きなピンチだったが、ねじ込み8番のバーディーへとつなげた。大会を通して14フィート以上の速いグリーンスピードが出ていたが、「久々にこんなハードセッティングで、難しかったけどすごい楽しかった」とやりがいを感じたという。

 今大会は39歳の藤田さいき、37歳の申ジエ(韓国)らベテラン勢が上位に名を連ねた。そんな中で19歳が6位と食らいついた「経験値は違うけど、勢いで何とかできるところがあるなら、カバーできればいい。でも、いつまでも経験値が足りないと言ってる場合じゃないので、しっかりマネジメントして回りたい」と今後へ向けての思いを口にした。

 次週のSky・RKBレディスクラシック(16~18日、福岡)、翌週のブリヂストンレディス(22~25日、愛知)はホステスプロとして臨む。「優奈的メジャーがあと2個残ってます。そこに向けてしっかり調整して、優勝を目指して頑張りたい」とルーキーらしく初々しく意気込みを語った。

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