小祝さくら「メジャーのタイトルを取りたい」「練習あるのみ」 初日79位から11位フィニッシュ


9番ティーショットを放つ小祝さくら。通算1アンダー11位タイ(カメラ・山崎 賢人)

9番ティーショットを放つ小祝さくら。通算1アンダー11位タイ(カメラ・山崎 賢人)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(11日、茨城GC東C=6675ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 17位から出た小祝さくら(ニトリ)が3バーディー、3ボギーの72で回り、通算11アンダー11位で今季メジャー初戦を終えた。初日はティーショットが乱れ75をたたき、79位と出遅れたが、日を追うごとに順位を上げた。

 17番で残り140ヤードの第2打を8アイアンで2メートルにつけ、18番パー5でグリーンを狙った第2打はグリーン左のラフへ。4メートルを沈めて連続バーディーで締めた。「今日はパットがあまり入らなかったけど、最後の2ホールはバーディー、バーディーで終われたので、来週はもっとしっかり入るように頑張りたい。ショットは悪くなくて自身を持てて打てていたけど、パットが本当に入らなすぎて、どんどん自信がなくなってきた。練習あるのみっていう感じです」と4日間を振り返った。

 ツアー通算11勝の27歳は近年、メジャー優勝を目標に掲げている。「ここまでやってきてメジャーを勝てていないというのもあるし、メジャーのタイトルを取りたいなという気持ちが強い。悔しい結果で終わってしまったので、次のメジャーへしっかり調整して、上げていけるように頑張りたい」。9月のソニー日本女子プロ選手権(茨城・大洗GC)で、今週の悔しさを晴らす。

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