
2番、ティーショットを放つ仲宗根澄香 (カメラ・豊田 秀一)
◆女子プロゴルフツアー SkyRKBレディス第1日(16日、福岡・福岡雷山GC=6489ヤード、パー72)
第1ラウンドが行われ、ホステスプロの仲宗根澄香(Sky)が4バーディー、ボギーなしの68で回り、4アンダーで首位と4打差の6位で発進した。
プロ11年目の33歳は、13番で1・5メートル、18番で3メートルにつけてバーディー。後半の2番は6メートル、5番は5メートルを沈めてスコアを伸ばした。今季は前週まで4戦連続の予選落ちしたが、今大会は6位の好スタート。「アプローチが良かった。いつも取りこぼしが多いけど、今日は取りこぼすことなくプレーできた」と手応えを語った。
この日はプロテスト同期で、19年に25歳の若さで亡くなった女子プロ・大山亜由美さんの命日。「私が頑張れば、たくさんの人に亜由美ちゃんを思い出してもらえると思った。亜由美ちゃんはいつも笑顔で、強い気持ちでプレーしてたので、私も最後まで頑張ろうと思えた。最後まであきらめずに頑張りたい」と、盟友を思って涙ぐんだ。
2歳下の大山さんとは練習ラウンドや食事をともにすることが多く、最近も大山さんの写真を見返すこともあるという。「私を後押ししてくれたと思う。この大会で優勝したい」と悲願の初Vをささげる。