ノリスに2罰打 「誤所からのプレー」視聴者の指摘受けスコア修正 単独首位からトップタイに


2番、ティーショットを放つショーン・ノリス(カメラ・谷口 健二)

2番、ティーショットを放つショーン・ノリス(カメラ・谷口 健二)

◆報知新聞社後援 男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 日本プロ選手権 第3日(24日、岐阜・三甲GC谷汲C=7337ヤード、パー72)

 第3ラウンド終了後に、通算14アンダーの単独トップでホールアウトしていたショーン・ノリス(南アフリカ)のスコアが12アンダーに修正になり、生源寺龍憲(フリー)と2人が首位に並んだ。

 14番パー5グリーン上でのノリスのプレーについて、視聴者から大会に電話があった。マークをした際、マーカーを球の真下まで入れており、リプレースする際、球がカップ方面に近づいていたとの指摘だった。誤所からのプレー(規則14.7)となり2罰打が下され、パーからダブルボギーに修正になった。

 天野克彦競技委員長が午後3時半に会見し、報道陣に詳細を報告した。ノリスのプレー中に指摘があり、スコア提出後にノリス本人が同席したうえで、テレビ映像を拡大画面でスローで確認。故意ではないが誤所であることを認めた。天野委員長によると「ノリス選手は納得していた。『分かった』と言っていた」という。

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