◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン 最終日(1日、ウィスコンシン州・エリンヒルズ=6829ヤード、パー72)
最終ラウンドが行われ、首位と2打差の通算5アンダーの3位から出た西郷真央(島津製作所)、渋野日向子(サントリー)、竹田麗央(ヤマエグループHD)が前半9ホールのプレーを終えた。
2019年8月のAIG全英女子オープン以来のメジャー2勝目に挑む渋野は、4番パー4で3メートル弱を沈めて初バーディー。その後はパープレーを続け、トップと1打差の6アンダーで前半を折り返した。
4月のメジャー初戦、シェブロン選手権に続く日本人初のメジャー2連勝を狙う西郷は、1番パー5で1メートル強のパットを沈めてバーディー発進。だが、9番でグリーン左手前のバンカーに入れてボギーをたたき、首位と2打差の5アンダーで後半に入った。
日本女子6人目のメジャー制覇を狙う竹田は2番で伸ばして迎えた5番で第1打を左に曲げ、難しいラフからの第2打を打ち損じてバンカーに入れるなど痛恨のダブルボギー。首位と3打差の4アンダーで折り返した。
マヤ・スタルク(スウェーデン)は8番を終えて1バーディー、1ボギーとし、通算7アンダーの単独首位でプレーを続けている。
決勝ラウンドは60選手が参加。賞金総額は1200万ドル(約17億3000万円)、優勝賞金は240万ドル(約3億4500万円)で争われている。