
大会会場近くの高校生が作った色鮮やかな花壇をバックにポーズをとる都玲華(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 練習日(25日、千葉・カメリアヒルズCC=6688ヤード、パー72)
ルーキーの都玲華(大東建託)は開幕前日の25日、ラウンドはせずに、コーチの石井忍氏が見守る中、ショット、パッティング、アプローチの練習に時間を割いた。「最近アプローチが思うようにヒットできなくて悩んでいたけど、今日しっかり見てもらえて良くなった」。不安を取り除き、初めての大会に臨む。
前週までのリランキングで15位に入り、9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン(26~28日、宮城・利府GC)までの出場資格を得た。「第2回のリランキングがあるし、シードも取りたい。サロンパスカップ以降、あまりポイントを稼げていない。初日バーンっていい所に行けても、バババババンって(後退する)。もったいない。そういうのをなくして安定してポイントを稼いでいけるようにしないと、シードは厳しい」と気を引き締めた。
4日間開催の今大会はメルセデスランキングの付与ポイントが多いだけでなく、賞金総額がツアー最高の3億円を誇る。「ポイントも欲しいし、賞金も欲しい! 欲しいから頑張る」と元気いっぱいに宣言した。前週のニチレイレディスで、同期の入谷響が初優勝を飾った。18番グリーンで待機し、祝福した。「仲良くしてもらっているし、かわいい後輩でもある。優勝の瞬間を見られたっていうのは、すごい刺激になったしうれしかった。自分も、という気持ちになった」。気合を入れて、ビッグトーナメントをスタートする。