永嶋花音、初Vへ1打届かずも…自己最高2位「絶対に逃げないことだけ考えてた」…足立区出身の23歳


9番ティーショットを放ちサムアップポーズを見せる永嶋花音(カメラ・今西 淳)

9番ティーショットを放ちサムアップポーズを見せる永嶋花音(カメラ・今西 淳)

◇女子プロゴルフツアー 明治安田レディス 最終日(20日、宮城・仙台クラシックGC=6642ヤード、パー72)

 プロ4年目の永嶋花音(はなね、イントグループ)は16位で出て7バーディー、1ボギーの66をマークし、通算14アンダーで自己最高の2位に入った。

 首位と4打差で出た永嶋は出だし1番など前半だけで4バーディーと猛追した。優勝争いが大混戦となる中、一時はトップに浮上。「いつもはバーディが続いたり、3つ、4つ伸びると怖くなってブレーキを掛けちゃう。絶対に今日はそれはしないとずっと考えていたので、緊張しても絶対に逃げないことだけは考えていた」と攻めのゴルフを貫いた。

 東京・足立区出身の23歳は第1日こそ49位と出遅れた。優勝した小祝さくら(ニトリ)に1打届かなかったが、2日連続の66で初優勝にあと一歩まで迫った。

 2週連続の予選落ちから一転、自己最高の2位に入り「今日でけっこう変われた気がします」。次戦以降に向けて「今日得たもの、今週見つけたもので今後は自信を持ってやっていきたい」と前を向いた。

最新のカテゴリー記事