
18番でバーディーを奪い笑顔を見せる青木香奈子(カメラ・今西 淳)
◇女子プロゴルフツアー ニトリレディス 第2日(29日、北海道CC大沼C=6955ヤード、パー73)
46位で出たルーキーの青木香奈子(マイナビ)が4バーディー、ボギーなしでツアー初の60台となる69をマークし、通算5アンダーの7位で11試合ぶりに予選を突破した。5月のパナソニックオープン以来3か月ぶりに決勝ラウンドを戦う。
プロテストを昨年6度目の挑戦で合格した25歳は、大雨に打たれながら、ツアー自身初のボギーなしで耐え抜いた。最終18番で3メートルの上りスライスを読み切りバーディー締め。「4アンダーという余裕をもって18番を迎えられたことはすごく大きかった」。5アンダーに伸ばし、トップとの差を3打に詰めた。
前週のCATレディースが一つの転機になった。「予選落ちしたんですけど、串田雅実キャディーが勇気づけてくださって。成績は出ていなかったけど『悪いゴルフしてないよ』と言ってくださって…」と言葉をつまらせ、涙を浮かべた。予選落ちが決まった2日目、串田キャディーと練習場に直行。100ヤード以内を中心に、2時間打ち込んだ。
「土日がずと休みだったので。暇というか、練習はずっとしていたけど。どうやったら予選を通過するんだろうってすごい悩んでいた」とこの3か月を振り返った。2キロ減った体重を取り戻すため、増量に取り組んでいる。前日28日は函館市内のスープカレー人気店で、具だくさんライス大盛りをたいらげた。「失うものはないので、思いっきり楽しくプレーしたい。最終組に近いところで回れることもすごく楽しみ」。週末にギャラリーの前でゴルフをできることがうれしい。