
ハウスキャディーの荒井洋子さん(右)と昨年の最終プロテスト以来となる再会を果たした青木香奈子
◆女子プロゴルフツアー 国内メジャー第2戦 ソニー日本女子プロ選手権 プロアマ戦(10日、茨城・大洗GC=6840ヤード、パー72)
25歳ルーキーの青木香奈子(マイナビ)は10日、プロアマ戦で最終調整した。
メジャー初出場の今大会はソニーグループが特別協賛。今月から自身10社目となるスポンサー契約をソニー生命と結んだ青木は、特別な思いで臨む。決勝ラウンドではパー3の4ホール(4、8、14、16番)でソニー生命からホールインワン賞200万円が達成者全員に贈られる。青木は「まずは予選通過して、決勝ラウンドでホールインワンを達成出来るように頑張ります」と意欲を燃やした。
大洗GCは昨年の最終プロテストで、6度目の挑戦で悲願の合格をつかんだ思い出の地。「ラフが長いし、距離も長い。特に気をつけなきゃいけないのは18番の右ラフ。最終日につかまってパーは取れたけど、あそこはNG! 18番の左バンカーもNG!」と実体験をもとに警戒する一方で、「すごい回ったコースなのでマネジメントは覚えてる。楽しく回れるかな」と待ち望んだ。
頼れる相棒と再会した。昨年の最終プロテストの3日目、最終日にコンビを組んだハウスキャディーの荒井洋子さんと今大会も再タッグを組む。青木は「ヤバい! また一緒に回れてうれしい」。荒井キャディーは「香奈子ちゃんは1年後に絶対に来ると信じてた。感激です。熱く、全力でサポートします」と声を弾ませた。
今大会は公式グッズ「選手メッセージタオル」が販売され、青木は「笑顔で挑む未来へ アオカナGO!」と記した。2週前のニトリレディスで自身11試合ぶりに予選通過し、21位と上り調子。自身初のメジャー大会へ「伸ばし合いより耐えるゴルフになる。バーディーを1日3つ取ることを目標に頑張る」と意気込んだ。