アジア太平洋アマチュア選手権日本代表に中野麟太朗ら7選手 優勝で来年の全英&マスターズ切符獲得


昨年の男子ゴルフのアジア太平洋アマチュア選手権でプレーする中野麟太朗(大会事務局提供)

昨年の男子ゴルフのアジア太平洋アマチュア選手権でプレーする中野麟太朗(大会事務局提供)

 男子ゴルフのアジア太平洋アマチュア選手権は、10月23日から4日間、UAEドバイのエミレーツGCマジリスコースで行われる。出場する日本代表7選手が11日までに発表された。

 昨年大会3位の中野麟太朗(早大4年)は、3年連続の出場となった。「去年は日本開催で優勝争いをすることができました。ドバイも暑いと聞くのでコンディション調整をしっかりとしたい。最後のアジアアマになると思うので全力で楽しみたい。全力でプレーします」と意気込んだ。

 3度目の出場となる隅内雅人(日大3年)は「2回とも悔しい内容(5位)に終わったため、今年はなんとしても優勝してマスターズに出たい気持ちです」と日本人4人目の大会制覇を見据えた。長崎大星(勇志国際高1年)は「ドバイでは(21年に)中島啓太さんが優勝されているので、その偉業に続きたいです。自分の持てる力を最大限発揮し、楽しみながら優勝を目指します」とコメントした。本大志(アリゾナ大2年)、小林匠(大阪学院大3年)、小林翔音(日大2年)、片野貫一朗も出場予定となっている。

 大会はマスターズ、R&A、アジア太平洋ゴルフ連盟が主催で119選手が参加予定。優勝者には翌年のメジャー2大会、マスターズ、全英オープンの出場権が与えられる。開催コースのエミレーツGCは、1988年に中東初の芝生コースとして創設。ドバイの中心部の南に位置する。マジリスコースは欧州男子のDPツアー、ドバイデザートクラシックも毎年開催。アジア太平洋アマチュア選手権は初開催。

 ◆アジア太平洋アマチュア選手権 主催はアジア太平洋ゴルフ連盟。オーガスタナショナルGCとR&Aが共催して2009年から開催され10、11年大会を松山英樹が連覇。18年大会を金谷拓実、21年大会を中島啓太が制した。

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