小林光希「完璧に近いゴルフ」 18mパット決め連続バーディー 22年プロテスト合格の大洗GCで好発進


9番ティーショットを放つ小林光希(カメラ・今西 淳)

9番ティーショットを放つ小林光希(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 国内メジャー第2戦 ソニー日本女子プロ選手権 第1日(11日、茨城・大洗GC=6840ヤード、パー72)

 第1ラウンドが行われ、初優勝を狙う小林光希(三徳商事)が6バーディー、2ボギーの68をマーク、ホールアウト時点で単独首位につけた。

 小林は前半11番で1・5メートルに寄せ、12番は5メートルを沈めて連続バーディー。後半の7番で18メートルのロングパットを沈め、8番も6メートルを決めて2連続で伸ばした。深いラフ、6840ヤードと長い距離に加え、午前中に大雨に見舞われた難関コースを攻略し「完璧に近いゴルフができた」と自画自賛した。

 大洗GCは2022年最終プロテストで12位に入り、プロへの切符を手にした吉兆の地。ラフも距離も長くなり、難易度はさらに増したが「いい気分で入れた。(コースは)全部覚えていて、懐かしかった。ここって決めて打ってた。ダメなところも覚えてる」と好スコアをたたきだした。当時と同じ会場から車で約5分のホテルに宿泊し、近隣のすし店で好物の「あぶりエビマヨ」を食べて気分は上々だ。

 今季はトップ10が5回と初優勝に近づいている。2日目に向けて「ティーショットをフェアウェーに確実において、チャンスを作っていけるようにしたい」と見据えた。

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