
第2日の14番でショットする前巨人監督の原辰徳氏
◇男子プロゴルフ シニアツアー 日本シニアオープン 第2日(19日、神奈川・相模原GC=6997ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、大会初出場となったプロ野球・前巨人監督の原辰徳さんは1バーディー、11ボギー、1トリプルボギー、1クアドラプルボギーの89で通算27アンダーと崩し、最下位の126位で予選落ちが決定的となった。
開催クラブ会員で、特別承認選手として出場。10オーバーの122位で出た原さんは、巨人のユニホームを着るファンら大勢のギャラリーが見守る中、出だしの10番から3連続ボギーをたたいた。続く13番パー4は第2打を4メートルに寄せて初バーディーを奪い、観客の大拍手に右手を突き上げて笑顔を見せた。
その後はティーショットをラフに打ち込む展開が続き、14番から5連続ボギー。後半の3番は第3打を左に大きく曲げてOBとし、4つスコアを落とした。終盤は6番から3連続でパーとするなど安定感を取り戻したが、この日17オーバーと大きく崩して大会を終えた。