
日本シニアオープン第2日でショットする前巨人監督の原辰徳氏
◇男子プロゴルフ シニアツアー 日本シニアオープン 第2日(19日、神奈川・相模原GC=6997ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、大会初出場となったプロ野球・前巨人監督の原辰徳さんは1バーディー、11ボギー、1トリプルボギー、1クアドラプルボギーの89で通算27オーバーと崩し、最下位の126位で予選落ちが決定的となった。
原さんは2日間のプレーを終え「一生懸命やりました。ベストは尽くしました。いい経験をさせていただいた。もう少しできたんじゃないかなっていう気持ちもありますが、これが現実だというところ。67歳にして、これから立ち上がろうかなと思います」と高らかに宣言した。
相模原GCの会員で、2004年にクラブチャンピオンに輝いた原さん。普段から熟知するホームコースだが、ラフは深く、グリーンは速いメジャー仕様のセッティングに「違うコースみたい。ラフに入れば、行ってみないとどこまで入ってるか分からない。ラッキーなラフもある。そこはセッティングの難しさはあった」と苦戦した。
今後の課題について「テクニックに走るのは大事だけど、本質的には(ゴルフは)野球と一緒で重いスポーツであると。こういうコースセッティングも含めて、小手先ではダメだよと分かった。野球もテクニックに走ろうとした時は技術は下り目に行っている。そういうものは感じた」とかみしめた。