
都玲華
◆女子プロゴルフツアー スタンレーレディスホンダ 第1日(10日、静岡・東名CC=6435ヤード、パー72)
21歳ルーキーの都玲華(大東建託)が5バーディー、1ダブルボギーの3アンダー69で回り、首位と4打差の28位で発進した。
前半は3、6番と順調に伸ばしたが、10番パー3は第1打をバンカーに入れてダブルボギーをたたいた。だが、その後は今週投入した新パターがさえた。11、15、18番でバーディーを奪い「切り替えて3つバーディーを取れたのはすごく良かった」と自賛した。
都は「ティーショットが安定してて、ピンチは少なかった」と初日を総括。2週前のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンまで3週連続で予選落ちしていた中で好発進し「ずっと初日が悪かった。複雑で不安な気持ちだったけど、クリアできてひとまず良かった」と笑みを浮かべた。
この日は金田久美子(スタンレー電気)、安田祐香(NEC)と同組でプレー。「1組後ろの渋野(日奈子)さんの組と同じくらいすごかった」と大勢のギャラリーから熱い声援と拍手を浴びた。2人の人気選手を横目に「キレイだし、ゴルフめっちゃうまいし、見惚れてました。優しいし、楽しかった。一番の特等席だった」と明かした。
トップと4打差。悪天候が予想される第2日へ「コンディションが難しくなると思うので、しっかり対応して、スコアを伸ばしたい」と意気込んだ。