プロアマ戦を笑顔でプレーする西村優菜（カメラ・今西 淳）
◆国内女子プロゴルフツアー 富士通レディース プロアマ戦（１６日、千葉・東急セブンハンドレッドＣ＝６６９７ヤード、パー７２）
３か月ぶりの国内ツアー参戦となる西村優菜（スターツ）が１６日、プロアマ戦で最終調整し、今大会に向けて「ショットはだいぶ良くなってきた」と自信をのぞかせた。
主戦場とする米ツアーでは今季２０試合に出場し、１３戦で予選落ち。年間ポイントランキング１２７位に低迷している。来年の出場権を確保できる同ランク１００位以内が厳しい状況で、来季米ツアー最終予選会（１２月４～８日、アラバマ州）に挑戦する見通しだ。
西村は「Ｑスクールに向けて、気持ちは切り替えられている」。今大会から３週連続で国内ツアーに参戦予定で「こうやって推薦をいただけたのはありがたいと思うし、この３週間をしっかりいいものにしたい」と力を込めた。
ファンを公言するプロ野球・阪神が前日の１５日、セ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第１戦でＤｅＮＡに２―０で勝利。「もちろん見ましたよ！ ご飯をすごい早めに行ってババーって食べて、ホテルに帰ってギャーギャー言いながら見てた。すごいうれしかった」と大きなパワーをもらった。
西村は２週前のロッテ選手権（米ハワイ州）を２３位で終え「ハワイでもすごくいい感じのゴルフができたし、今週の調整もうまくできている」と好感触。７月の大東建託・いい部屋ネットレディス以来の国内ツアーに向けて「日本に帰ってくるとギャラリーさんもいて、いいプレーをしたいと思う中で、どれだけ一つ一つのやることに集中できるかを自分に問いながらできたら」と声を弾ませた。