
ホストプロとして2位で大会を終えた片岡尚之(カメラ・高木 恵)
◆男子プロゴルフツアー ACN選手権 最終日(9日、兵庫・三木GC=7004ヤード、パー71)
降雨によるコースコンディション不良のため最終ラウンドは中止になり、54ホールの短縮競技になった。杉浦悠太(フリー)が通算13アンダーで今季初優勝、通算3勝目。加算賞金は75%になり優勝賞金は1500万円。
3打差2位から逆転を狙っていた日本オープン覇者の片岡尚之(ACN)は「雨が強かったのでどうなのかなと思っていたけど、まさか中止になるとは思っていなくて非常に残念。昨日はいいゴルフができたし、2位でACN契約プロの最上位は取れたので、そこは良かった」と笑顔で話した。
ACNと所属契約を結んだばかりで、今回はホスト大会として臨んだ。「優勝」と「スコア7アンダー」で特別ボーナスをダブルゲットする予定だったがかなわず。「雨で今日7アンダーは無理だったと思う(笑)。でもトライはしたかった。昨日(杉浦)悠太がイーグルで締めていて、そういうところが優勝につながったんだと思う。本当に素直におめでとうと言いたい」と勝者をたたえた。
現在賞金ランキングは4位につけており、トップの生源寺龍憲とは約1600万円差。「ゲンジも同じ2位だったので差は縮まっていないけど、今週大きく加算できたことはよかった。日本シリーズJTカップまで高額の試合が続くので、上位に入れたらと思う」とラストスパートを誓った。

