石川遼「かなり意気込んでいた」「すごく課題が残る」 パット、ショットで苦戦…61位で予選通過


18番でバーディーを奪って予選通過し安堵の表情見せる石川遼。通算3オーバーでホールアウトした(カメラ・今西 淳)

18番でバーディーを奪って予選通過し安堵の表情見せる石川遼。通算3オーバーでホールアウトした(カメラ・今西 淳)

◆男子プロゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ 第2日(14日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)

 第2ラウンドが行われ、前回大会覇者でツアー20勝の石川遼(カシオ)は61位で出て3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの72と落としたが、通算3オーバーの61位で予選通過を決めた。

 出だし1番で2・5メートルのパットを決めきれず。2番で3メートルを沈めたが、4番で1・5メートルのパーパットを外し、8番パー4は3オン2パットでボギーを重ねた。9番で4メートルを決めてバウンスバックしたが、11番でボギー、14番パー4は痛恨のダブルボギーとした。

 カットラインまで1打届かない4オーバーで迎えた最終18番パー5。残り250ヤードから2段グリーンの上に2オンさせた。10メートル以上の難しい下りパットで「1・6メートル」を残したが、バーディーパットを決めて締めた。

 大会2連覇と単独最多を更新する5勝目を狙う石川は、パッティングなどで苦戦してスコアを伸ばせず。「ライン読みはちょっとずつ合ってきたと思うけど、ロングパットの距離感とアプローチのミスと、ショットのミスがそれぞれあった感じです」と唇をかんだ。

 首位と11打差の61位で週末に臨む。「かなり自分でも意気込んでいたなと思う。その意気込みもいい方に持って行ったりコントロールするのはなかなか難しいなぁと思った。試合に対するメンタルの持っていき方、そこはすごく課題が残る。でも、いいスコアを2日続けていくしかない。まずは今日ミスったところを修正して備えたい」と前を向いた。

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