
18番セカンド地点に向かう間に笑顔でガッツポーズする佐久間朱莉(カメラ・宮崎 亮太)
◆女子プロゴルフツアー 伊藤園レディス 第2日(15日、千葉・グレートアイランドC=6769ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、今大会優勝なら2試合を残して年間女王が決まるメルセデスランキング1位の佐久間朱莉(大東建託)が8バーディー、1ボギーの65をマークして通算10アンダーとし、28位から急浮上。優勝争いに加わった。「ショットは昨日に続き良かった。パッティングが決まってくれたので流れ良くプレーできた」と笑顔で振り返った。
2番パー3は5ユーティリティーで50センチにつけてバーディー。「ピンが左で気持ち悪かったけど、しっかりと思ったところに出せた。『あ、ちかー』って感じだった。完璧なショットが打てた」。3番パー5は93ヤードの第3打を50度のウェッジで2メートル半に運び、連続バーディーを奪い流れに乗った。
初日は年間ポイントレース2位の神谷そらが首位発進した。「意外と何も考えなかった。自分がビッグスコアを出せば面白い位置で最終日を迎えられるんじゃないかなと思っていたので、そらのことは考えずにプレーしていた」。積み上げてきた自信が、平常心での一打を生んだ。今大会を含めてシーズンは残り3試合。「(年間女王が)今週決まればラッキーだし、来週決まればラッキーだし。そんな感じでプレーしている」。最終日も自分のゴルフに集中するだけだ。

