入谷響、10代最後の大会でメジャー初V狙う「優勝を目指して頑張ります」 女子ゴルフ最終戦


入谷響

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◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 JLPGAツアー選手権リコー杯 第1日(27日、宮崎・宮崎CC=6543ヤード、パー72)

 大会初出場の19歳ルーキー・入谷響(加賀電子)が今季最終戦でメジャー初制覇に挑む。

 男子ツアー48勝の中嶋常幸に師事する入谷は、ツアー4位の平均飛距離259・43ヤードを誇る飛ばし屋。6月のニチレイレディスで今季ルーキー一番乗りの初優勝を飾った。メルセデス・ランク25位で、今季優勝者やポイントランク上位者ら選ばれし40人が争う国内最終戦に出場。「ルーキーで出られるのは幸せ」とかみしめた。

 初優勝後はトップ10が1回のみ、予選落ちが8回など、後半戦は体力面の疲労を感じたという。「疲れが蓄積されて、体の動き方に(影響が)出てきていた。終盤戦になって体力が落ちて、なかなかスコアや結果が出せず悔しかった。来年に向けて課題ができた」と振り返った。

 宮崎CCは昨オフにダンロップの試打会で9ホールを回ったが、試合でプレーするのは初めて。12月21日に20歳の誕生日を迎える入谷にとって、今大会が10代最後の一戦となる。「あまり意識はしてないけど、出られる喜びを感じながらプレーしたい。出たかった試合なので、優勝を目指して頑張ります。あまりプレッシャーを感じずに楽しくやっていけたらと思う」とメジャー初Vを見据えた。

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