
1番、ティーショットを放つ金沢志奈(カメラ・竹松 明季)
◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 JLPGAツアー選手権リコー杯 第2日(28日、宮崎・宮崎CC=6543ヤード、パー72)
ツアー1勝の金沢志奈(クレスコ)は27位で出て5バーディー、1ボギーの68をマークし、首位と4打差の8位に浮上した。
「めちゃくちゃ難しい」と話す難コースで、金沢が猛チャージした。
前半の9番は2メートルに寄せ、10番パー4はグリーン手前約12ヤードから第3打がチップイン、11番パー5は2メートルに寄せて3連続バーディー。14番は5メートルをねじ込み、16番は50センチにピタリとつけて伸ばした。「ショットがついたところもあったけど、パッティングが良かった。3~4メートルがけっこう入った」と手応えを語った。
7月の男子プロゴルフツアー、リシャール・ミル・チャリティー(石川・能登CD)のチャリティーマッチで、男子ツアー20勝の石川遼(カシオ)とペアを組んで優勝した。名字が「石川」「金沢」と石川県にちなんだ2人でプレー。金沢は「本当にプロゴルファーになって良かった。遼くんと回れるなんて、人生でもうないですよ」と貴重な経験になった。9月のメジャー、ソニー日本女子プロ選手権でツアー初優勝した際はLINEで「おめでとう」とメッセージをもらった。
宮崎を訪れた際は名物の鶏肉やうどんが楽しみで、27日にはチキン南蛮を食べて英気を養った。9月のソニー日本女子プロ選手権でツアー初優勝。今季メジャー2勝目に向けて「今年もう1勝したかったので、あと1試合になってしまったので、目指して頑張ります」と力を込めた。

