◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー ２５年シーズン最終戦 メジャー最終戦 日本シリーズＪＴカップ 練習日（２日、東京よみうりＣＣ＝７００２ヤード、パー７０）
◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー ２５年シーズン最終戦 メジャー最終戦 日本シリーズＪＴカップ プロアマ戦（３日、東京よみうりＣＣ＝７００２ヤード、パー７０）
賞金ランキング３位で最終戦を迎えた２０２３年大会覇者の蝉川泰果（アース製薬）がプロアマ戦後に取材に応じ、優勝が絶対条件の逆転賞金王へ「優勝を目指す。２年前に優勝した大会でもう一度優勝したい」と「優勝」の二文字を繰り返した。
賞金ランキング１位の金子駆大（ＮＴＰホールディングス）、同４位の大岩龍一（フリー）との三つどもえのキング争い。「今季の流れは金子選手に来ている。先週優勝した大岩選手は、あれだけの伸ばし合いのコンディションで競り勝った、気持ち的にも強い選手。僕も負けないようにしっかり準備をするだけ」と気合を入れた。
前週のカシオワールドオープンは２打差３位で出た最終日に６９と伸ばしきれず、通算１７アンダーの５位だった。「ピン位置も難しかったし、正直僕の読みではもう少し伸びない展開になると思っていたけど、２１アンダーまで伸びた。どんどん伸ばしていく展開を今週も作っていかないといけない」とリミッターを外していく。
２年前に優勝争いを繰り広げた金谷拓実、中島啓太も参戦。「ＰＧＡ選手として来季２年目を迎える金谷さんと、欧州のポイントレース上位で来季ＰＧＡが決まった中島選手。２年前と比べて圧倒的にうまくなっていると思う。自分がどれだけ通用するか」と気を引き締めた。尾崎将司の２５歳３００日を更新する２４歳３３０日での最年少大会２勝と、１９年石川遼以来の年間メジャー２冠を狙う。