
12番、パーセーブに力強くガッツポーズする小木曽喬(カメラ・山崎 賢人)
◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 25年シーズン最終戦 メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 最終日(7日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)
最終組まで出場30選手が前半9ホールを終えた。首位で出たツアー1勝の小木曽喬(28)=フロンティアの介護=が1イーグル、1バーディーでスコアを3つ伸ばして通算11アンダーで首位をキープした。パー4の5番を2オンすると、約3メートルのパットを沈めてバーディー。さらにパー5の6番は2打でグリーン近くまで運んだ。最後はチップインイーグルを沈めて右手でガッツポーズ。ギャラリーからは大きな拍手が沸いた。
父子家庭で育ち、父・一さんと二人三脚で歩んだ。名古屋市の実家に帰れば、練習時のスイング動画撮影など温かいサポートを受ける。昨年6月。韓国での初優勝は父の日のプレゼントになり、父に日本から電話で祝福された。今季はトップ5が4回。11月のACN選手権は2位。小木曽がメジャー初優勝へとサンデーバックナインに挑む。

