プロゴルファー・尾崎将司さん死去 上田桃子が追悼「私の幼少期にはいつもジャンボさんが映っていました」


上田桃子

上田桃子

 女子プロゴルファーで通算17勝を挙げ、昨季限りで第一線から退いた上田桃子が24日、自身のSNSを更新。23日にS状結腸がん(ステージ4)のため死去した男子ゴルフで国内最多のプロ通算113勝(うちツアー94勝)を挙げた尾崎将司さんをしのんだ。

 インスタグラムに「ジャンボさん。間違いなく日本のゴルフ界に火をつけてくださり、今のゴルフ界があるのはジャンボさんあってだと思います!」と全盛期の頃の尾崎さんの写真をアップ。そして「沢山(たくさん)の伝説と、ゴルフファンを作ってくださいました。その姿は子供ながらに凄(すご)いかっこよかったのを覚えてますし、父がゴルフをテレビで見ていた私の幼少期にはいつもジャンボさんが映っていました。キャディーの佐野木さんとのツーショットもほんとにかっこよかったです。ジャンボ邸でも色々と教えて下さりとても優しく、身に余るご指導をくださったのは私の最高な思い出です。もう一度お会いしたかったです…。沢山の感動と心に残るかっこよさをありがとうございました!」とつづった。

 ◆上田 桃子(うえだ・ももこ)1986年6月15日、熊本市生まれ。39歳。東海大二高卒業。9歳の時、坂田塾でゴルフを始める。2005年のプロテストに合格し、同年の新人戦で優勝。07年に日本開催の米ツアー、ミズノクラシックを含む年間5勝を挙げ、21歳で当時の最年少賞金女王に輝く。08~13年は米ツアーが主戦場。国内通算17勝。21年の誕生日に結婚。昨季限りでツアーの第一線を退いた。161センチ、54キロ。

最新のカテゴリー記事