
2番、ティーショットを放つ山路晶(カメラ・馬場 秀則)
◆女子プロゴルフツアー KKT杯バンテリンレディス 第1日(17日、熊本・熊本空港CC=6595ヤード、パー72)
1998年度生まれの「黄金世代」でツアー未勝利の山路晶(森六グループ)が5バーディー、ボギーなしの5アンダー67をマークし、4度目となる自己最高の2位発進を決めた。「ショットもドライバーもコース内にいた。たくさんバーディーパットを打てた。きょうはショットもパターも良かったかな」と笑顔を見せた。
今季は開幕から2試合連続で予選落ち。「調子はいい。ショットがずっといい。内容は悪くないけど、パターが入らなくて」。オフからフェードに戻したショットには手応えを感じながら、もどかしい日々が続いていた。この日はスタートの10番で残り85ヤードの第2打を2メートルに運び、決めきりバーディー発進。最終9番では3メートルのパーパットをねじ込んだ。
9月で28歳になる。今季はより、トレーニングに力を入れるようになった。理由は「年齢的に。疲れるようになったから(笑)」。シーズン仲も遠征先でジムに通い、下半身と体幹を中心に鍛えることを怠らない。体力的な変化を感じながらも、精神面は充実期を迎えている。「ちょっとは大人のゴルフになったかな。無謀なことはしなくなった」と豪快に笑った。
スポーツ観戦が趣味だ。3月のWBCに熱くなり、6月のサッカーW杯を楽しみにしている。2月にはミラノ・コルィナ五輪に夢中になった。「めっちゃ見てました」。フィギュアスケートペアで日本初の金メダリストになった「りくりゅう」こと木原龍一、三浦璃来組の大逆転を飾ったフリーの演技はフルで鑑賞。「めっちゃ感動した。ウオー! って」。この日、引退を表明したことを受け「そんな気がしていた」と静かにうなずいた。
今大会は昨年まで5年連続で初優勝者が誕生している。「波に乗りたい。ティーショットとパターがカギ。あと2日あるので頑張りたい」。開幕直前に繰り上がりでの出場が決まったチャンスを生かし、悲願へ向かう。

