石川遼「俺、やれるのかな、やれないのかな」からの4か月 「みんなが魂を燃やしている」


今季国内初戦でプロアマ戦を回る石川遼(カメラ・高木 恵)

今季国内初戦でプロアマ戦を回る石川遼(カメラ・高木 恵)

◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ プロアマ戦(29日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)

 今季は米下部ツアーを主戦場にしている石川遼(カシオ)が、国内初参戦。開幕前日の29日、プロアマ戦で18ホールを回った。最終18番では左ラフからの第2打をピン手前2メートル半に止め、バーディーで締め。「1月から試合がたくさんあって、今の時点で収穫もたくさんある。非常に濃い4か月。和合は『このホールはこういうプレー』というのを思いがちだったけど、コースマネジメントなどを見直して回ってみたい」。そう話す表情は明るかった。

 1月のバハマでの開幕戦から、8試合を戦ってきた。「序盤は、自分がどれぐらいやれるのかっていうところを、なぜかすごい思ってしまった。『俺、やれるのかな、やれないのかな』みたいなところが気になっていた」。期待と不安を抱えながら、試合を重ねてきた。3月にベストフィニッシュの10位。「気持ちの部分は少し慣れてきて、やっと自分のゴルフができるようになってきた」と語り、2週前のメキシコでの大会は19位だった。

 2012年から6季にわたって米レギュラーツアーに参戦。34歳で、下部ツアーに身を置いた。「最高ですね。多少の不便さはそりゃあるけど、ゴルフをうまくなりたくて行っているので、申し分ない。練習環境、コースのセットアップ。選手層も。全選手から感じる気合というか。みんなが、スコアを1打でも少なくしようということに魂を燃やしている」。挑戦者として海を渡った石川の表情には、ゴルフへの愛と充実感がにじんだ。(高木 恵)

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