河本結のメジャー制覇に母・美由紀さんが感謝 「目の前で優勝を見せてくれて本当に幸せ。最高の娘です」


優勝し母・美由紀さん(右)と優勝カップを手にする河本結(カメラ・中島 傑)

優勝し母・美由紀さん(右)と優勝カップを手にする河本結(カメラ・中島 傑)

◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 報知新聞社後援 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(10日、茨城GC西C=6718ヤード、パー72)

 1打差2位で出た河本結(リコー)が1イーグル、4バーディー、4ボギーの70で回り、通算1オーバー。逆転で初のメジャー制覇を達成した。昨年10月のスタンレーレディスホンダ以来のツアー通算5勝目。目標に掲げる年間女王へ、弾みをつけた。1998年度生まれの「黄金世代」では畑岡奈紗、原英莉花、渋野日向子、勝みなみに続く5人目の国内メジャーVとなった。

 大会最終日のこの日は母の日。試合に帯同する母・美由紀さんの前で最高のプレゼントを届けた。グリーン脇で歓喜の瞬間を見届けた美由紀さんは「今日は母の日。結がつらいときに、近くにいて何もしてやれなかった私なんかに、目の前で優勝を見せてくれて本当に幸せ。本当にありがとうと言いたい。最高の娘です」と感慨深く話した。弟で男子ツアー2勝のプロゴルファー・力も観戦に訪れており、家族そろって喜びに浸った。

 河本のゴルフへの向き合い方を間近で見て「努力してますよね」と舌を巻く。「そんなに根詰めて努力するか、ストイックにするかと。もっと緩めていいんじゃない?」と母として心配になることもあるという。今季はSNSもほぼ封印し、「今自分が取り組むべきことにすごく価値を感じているし、楽しい。ゴルフへの向き合い方が変わったのかなとは思う」と話す娘。「ストイックなこと言ってますよね」と思わず笑みがこぼれた。

 河本は19年のアクサレディスでツアー初優勝。その後は米ツアー挑戦など、第一線を走ってきた。だが22年にはメルセデスランク52位でシード喪失。翌シーズンも同ランク85位と苦しい時期を過ごした。そんな娘に対し母は「何もしてあげられないんですよ。本人が一番つらいが、私としてもつらかった」と胸の内を明かした。親子二人三脚で歩み手にした初のメジャータイトル。「本当にありがとう」と母から娘へ感謝の言葉を繰り返した。

最新のカテゴリー記事