日本初の自治体主催プロゴルフツアーのリョーマゴルフ日高村オープンに「天才少女」須藤弥勒も出場


男子ゴルフシニアツアーに「特別出場」する須藤弥勒(右端)。崔虎星(右から2人目)らと練習ラウンドに励んだ(写真提供・リョーマゴルフ日高村オープン)

男子ゴルフシニアツアーに「特別出場」する須藤弥勒(右端)。崔虎星(右から2人目)らと練習ラウンドに励んだ(写真提供・リョーマゴルフ日高村オープン)

 国内男子ゴルフシニアツアーのリョーマゴルフ日高村オープンは15日から2日間、高知・日高村のグリーンフィールGC(シニアの部=6807ヤード、女子プロの部=6227ヤード、ともにパー72)で行われる。男子シニアと女子のプロが同時戦う独自の競技形式で開催。最終日の16日は四国の中学生9人がプロと同組で特別参加する。ジュニアメジャー4冠を達成し「天才少女」と呼ばれる須藤弥勒(14)=高知・明徳義塾中3年/太陽自動車=も出場。練習ラウンドを3アンダーの69で回った弥勒は14日、シニアプロ、女子プロと同組でラウンドする貴重な経験を積める16日に向けて「大会当日もアンダーパーで回れるように頑張ります」と意欲たっぷりに話した。

 弥勒は練習ラウンドでは韓国の個性派プロ崔虎星(チェ・ホソン)、女子プロの神谷和奏(ソニーネットワークコミュニケーションズ)と同組でプレー。「崔プロも、神谷プロも、とても優しくて緊張感なく、楽しくラウンドできました」と笑顔で話した。

 弥勒は昨年9月に群馬・太田市内の自宅に近い公立中学校から、21年マスターズ優勝の松山英樹(34)=LEXUS=らを輩出した名門の明徳義塾中に転校。昨年、思ったような成績を残せなかったが、名選手で名指導者として知られる明徳義塾の三木逸子監督のもと、2モーションから1モーションにスイングを大改造し、復活への道を歩んでいる。

 リョーマゴルフ日高村オープンは、日高村とリョーマゴルフの共同主催で、日本初の「自治体主催プロゴルフツアー」として、官民連携による新たな地域活性化の枠組みを示す戦略的なプロジェクト。尾崎直道(国際スポーツ振興協会)、谷口徹(フリー)、伊澤利光(フリー)、深堀圭一郎(フォーラムエンジニアリング)、藤田寛之(葛城GC)、片山晋呉(イーグルポイントGC)らシニアのトッププロに加え、プロ野球・前巨人監督の原辰徳氏、元メジャーリーガーの松坂大輔氏ら腕自慢のアマチュアも多く出場する。

 弥勒は「16日は、どなたと一緒にラウンドできるか、楽しみです。プロのプレーを目の前で勉強させてもらいながら、今の自分の力を発揮したいです」と目を輝かせて話す。注目の大会で、弥勒は存在感を示すつもりだ。

 ◆須藤 弥勒(すとう・みろく)2011年8月6日、群馬・太田市生まれ。14歳。1歳からゴルフを始め、東大出身の父・憲一さんの緻密な指導を受ける。17年に大会史上最年少で世界ジュニアに優勝。18年も連覇した。19年にマレーシア世界選手権、21年にキッズ世界選手権、22年6月にジュニア欧州選手権優勝し、ジュニアゴルフ界の4大メジャーを制覇。25年9月に群馬県・太田市内の公立中学校から高知・明徳義塾中に転校した。家族は父、元フィギュアスケート選手でピアニストの母みゆきさん、兄・桃太郎君、弟・文殊君。

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