【女子ゴルフ】吉沢柚月、ライバルごっそり不在も「コースとの戦いになる」 同週開催・全米女子OPに23人が出場…5日開幕・ヨネックスL


ヨネックスレディス優勝賞品のコシヒカリ6俵の前で笑顔を見せる吉沢柚月。先週のリゾートトラストレディスでプレーオフ惜敗の経験を糧にさらに飛躍を期す(カメラ・竹内 達朗)

ヨネックスレディス優勝賞品のコシヒカリ6俵の前で笑顔を見せる吉沢柚月。先週のリゾートトラストレディスでプレーオフ惜敗の経験を糧にさらに飛躍を期す(カメラ・竹内 達朗)

 国内女子プロゴルフツアーのヨネックスレディスは5日から3日間、新潟・ヨネックスCC(6483ヤード、パー72)で行われる。前週のリゾートトラストレディスでプレーオフ惜敗の吉沢柚月(ゆづき、三菱電機)は大会前日の4日、今大会にかける意気込みを明かした。

 今週は海外メジャー第2戦の全米女子オープン(6月4~7日、米カリフォルニア州リビエラCC)が行われ、日本勢は米女子ツアーに拠点を置く選手を中心に史上最多の23人が出場予定。日本ツアーからもメルセデスポイントランク首位の佐久間朱莉(大東建託)、同2位で先週のリゾートトラストレディス優勝の河本結(リコー)をはじめ、10位以内の選手のうち8人が全米女子オープンに臨む。

 ランク上位選手の多くが不在の今大会は、初優勝を狙う若手プロにとっては絶好のチャンスだが、22歳の吉沢は「今大会もいい選手はたくさんいます。コースとの戦いになります」と落ち着いた表情で話した。

 今季、シード権を持たず、前半戦のQTランク(出場優先順位)が76位の吉沢は、前週のリゾートトラストレディスには主催者推薦で出場。今大会は「前週3位以内」の資格で出場する。「ヨネックスレディスには出られるとは思っていませんでした。今週も3位以内を目標に頑張ります」と自力でつかんだ出場機会に意欲的に話した。

 先週のリゾートトラストレディスでは、実力者の河本を相手に大会の歴史に残る激闘を演じた。

 最終ラウンドの最終18番パー5では、吉沢が約7メートルの長いバーディーパットを沈めて、先に通算10アンダーでホールアウト。河本は、吉沢の大健闘を拍手でたたえた後、1メートルのバーディーパットをしっかりと沈めてプレーオフに突入。18番パー5で行われたプレーオフでも激闘が続いた。1ホール目に吉沢が4メートルの微妙な距離のバーディーパットを沈めると、河本は再び1メートルのバーディーパットをきっちりと沈めた。プレーオフ2ホール目で2オンに成功した河本に力負けした。

 「終わった瞬間に、本当に疲れてしまって、月曜日(1日)と火曜日(2日)は休んで、水曜日(3日)に新潟に入りました。今は元気です」と吉沢は笑顔で明かした。

 河本は優勝インタビューで「吉沢さんとバチバチな感じで戦って盛り上がれた。ゴルフっていいな、女子ゴルフっていいな、と改めて思えました。吉沢さんのお陰で自分の力が引っ張られた」と吉沢に最大限の賛辞を送った。吉沢は「(河本)結さんの言葉は本当にうれしかったです」と感慨深い表情で話した。

 先週の健闘は大反響を呼んだ。「(SNSの)フォロワー数は2万人から2万8000人になりました。『感動した』というコメントもたくさんいただきました」と笑顔を見せた。

 先週の2位で今季のメルセデスポイントランクは18位に急浮上。「来年は全米女子オープンに出たいですね」と大きな目標を語った。伸び盛りのプロ3年目は新潟で、さらなる飛躍を期す。

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