
3番、ティーショットを放つ吉沢柚月(カメラ・古川 剛伊)
◆女子プロゴルフツアー ヨネックスレディス第1日(5日、新潟・ヨネックスCC=6483ヤード、パー72)
前週のリゾートトラストレディスで自己最高の2位と健闘した吉沢柚月(ゆづき、三菱電機)は前半の9ホールを35の1アンダーで回り、吉沢がハーフターンした時点で暫定7位とまずまずのスタートを切った。吉沢は5、6番で連続バーディーを奪った後、7、8番で連続ボギー。それでも、9番でバーディーを取り返す派手なプレーでギャラリーを沸かせている。
9ホールを消化した常文恵が3アンダーで首位に立っている。24歳の人気プロ六車日那乃(ニトリ)らが2アンダーで2位に続く。
吉沢は、先週のリゾートトラストレディスで、実力者の河本結(リコー)を相手に大会の歴史に残る激闘を演じた。最終ラウンドの最終18番パー5では、吉沢が約7メートルの長いバーディーパットを沈めて、先に通算10アンダーでホールアウト。河本は、吉沢の大健闘を拍手でたたえた後、1メートルのバーディーパットをしっかり沈めてプレーオフに突入。18番パー5で行われたプレーオフでも熱戦が続いた。1ホール目に吉沢が4メートルの微妙な距離のバーディーパットを沈めると、河本は再び1メートルのバーディーパットを沈めた。プレーオフ2ホール目で2オンに成功してバーディーを奪った河本に力負けしたが、22歳の吉沢も存在感を発揮した。
今季、シード権を持たない吉沢は、前週のリゾートトラストレディスには主催者推薦で出場。今大会は「前週3位以内」の資格で出場権を得た。大会前日の4日、吉沢は「今週も3位以内を目標に頑張ります」と自力でつかんだ出場機会に意欲的に話した。
今週は海外メジャー第2戦の全米女子オープン(米カリフォルニア州リビエラCC)が行われており、日本勢は米女子ツアーに拠点を置く選手を中心に史上最多の23人が出場。日本ツアーからもメルセデスポイントランク首位の佐久間朱莉(大東建託)、同2位の河本をはじめ、10位以内の選手のうち8人が全米女子オープンに参戦している。
ランク上位選手の多くが不在の今大会は、初優勝を狙う選手たちにとっては絶好のチャンスだが、22歳の吉沢は「今大会もいい選手はたくさんいます。コースとの戦いになります」と冷静に話していた。

