
2番、第2打に移動する吉田鈴(カメラ・古川 剛伊)
◆女子プロゴルフツアー ヨネックスレディス最終日(7日、新潟・ヨネックスCC=6483ヤード、パー72)
最終組がハーフターンした。
2位に3打差の首位からスタートした吉田鈴(りん、大東建託)は前半の9ホールを1バーディー、1ボギーの36。6番パー5で痛恨のボギーを先行させたが、7番パー3でバーディーを取り返した。通算7アンダーでスコアを伸ばせなかったが、首位タイをキープした。
日本ツアー4勝で現在は米女子ツアーに拠点を置く吉田優利(エプソン)を姉に持つ吉田鈴はプロ2年目で念願の初優勝を目指す。吉田鈴が勝てば、姉・福嶋晃子と妹・浩子、姉・堀奈津佳と妹・琴音、姉・岩井明愛(あきえ)と妹・千怜(ちさと)に続いてツアー史上4組目の姉妹優勝となる。
首位と3打差の2位からスタートした36歳の木戸愛(めぐみ、日本ケアサプライ)は前半の9ホールを3バーディー、ボギーなしの33で回り、吉田鈴に並んだ。2012年7月のサマンサタバサレディース以来、14年ぶりの優勝に向けて好プレーを続けている。
1988年のツアー制度施行後としては最長ブランク優勝記録は金田久美子の11年189日(2011年4月24日・フジサンケイレディス~2022年10月30日・樋口久子・三菱電機レディス)。ツアー制度施行前としても、デビー・マッシーの13年1日(1977年11月3日・LPGA美津濃ジャパンクラシック~1990年11月4日・マツダジャパンクラシック)を超える。木戸は第2日終了後「最後の最後まで諦めずにプレーしたいです。(14年ぶりの優勝は)達成してから味わいたい」と気持ちを込めて話していた。
1打差の3位に20歳の倉林紅(こう、サーフビバレッジ)と19歳の藤本愛菜(ヤマエグループHD)のルーキー2人が続く。
同週開催の全米女子オープン(米カリフォルニア州リビエラCC)にメルセデスポイントランク首位の佐久間朱莉(大東建託)、同2位の河本結(リコー)をはじめ、10位以内の選手のうち8人が参戦。ランク上位選手の多くが不在だが、大会は盛り上がっている。
ツアー史上最長ブランクとなる14年ぶりの優勝を目指す36歳の木戸、初優勝を狙う吉田、倉林、藤本が初夏の新潟で熱い戦いを繰り広げ、勝負はサンデーバックナイン(最終日の後半9ホール)に突入した。

