
4番、ティーショットを放つ出利葉太一郎(カメラ・渡辺 朋美)
◆男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 最終日(7日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7464ヤード、パー71)
最終ラウンド(R)が行われ、1打差2位で出た25歳の出利葉(いでりは)太一郎(フリー)は4バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの75と崩し、通算4アンダーの6位で終えた。大会初出場でのツアー初優勝を逃した。
出利葉は2番パー5で2オンに成功し、4番で約10メートルをねじ込んでバーディー連発。片岡尚之(ACN)を抜いて単独首位に浮上したが、9番パー4の第2打を左の池に打ち込んで痛恨のダブルボギーをたたき、8アンダーの首位タイで折り返した。だが、後半は2度の2連続を含む5ボギーと失速し、優勝争いから脱落した。
出利葉は「悔しいです」と肩を落とした。9番の池ポチャは「結果論ですが、決断が早かった。次に生かせたらいいなと思います」と反省。ともにメジャー優勝経験がある岩田寛(JCRファーマ)、片岡と競い合い「自分のゴルフ自体は良いし、このプレーを続けていれば勝てると思う。今日は岩田選手と片岡選手のプレーを見せてもらって、良い勉強になりました」と語った。
福岡県出身の25歳は4人きょうだいの長男。ツアー2勝の高橋竜彦に5年前から師事する。180センチ、87キロの恵まれた体格を武器に、今季の平均飛距離は315・11ヤードで全体2位の飛ばし屋だ。今大会は初日2位→首位→2位と好調だったが、自身初の最終日最終組でスコアを伸ばせなかった。
それでも、大会初出場で優勝争いを繰り広げた。「自分がこの位置で戦えることを自分自身にまず証明できていると思う。1つ1つステップアップしている感覚もある。今日の後半のプレーはすごく悔しいけど、どんどんプレーも結果も良くなっていると思うので、準備して勝てるように頑張ります」と飛躍を誓った。

