【全英女子】「信じられないです」桑木志帆が劇的展開で日本女子7人目のメジャー制覇 追いつかれて突入したプレーオフの死闘制す


◆女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 AIG全英女子オープン 最終日(2日、英ロイヤルリザム&セントアンズGC=6601ヤード、パー71)

 3打差2位から出た桑木志帆(大和ハウス工業)が日本女子7人目のメジャー制覇を達成した。3バーディー、2ボギーの70で回り、通算5アンダーで並んだエスター・ヘンゼライト(ドイツ)とのプレーオフを2ホール目で制した。AIG全英女子オープンでの日本勢の優勝は2019年の渋野日向子、25年の山下美夢有に続く快挙。

 1メートルもないウィニングパットを沈めると、桑木は両手を広げて喜びを表現した。「信じられないです」歓喜の第一声はシンプルだった。寒空の下で見守ってくれた明愛、千怜の岩井ツインズ、畑岡奈紗、古江彩佳、西郷真央らと抱き合った。

 プレーオフ1ホール目はティーショットを右に曲げ、2打目はフェアウェーに戻すだけ。130ヤード近い3打目を1メートルにつけてパーをセーブ。2ホール目はヘンゼライトがボギーとし、決着がついた。

 2番でバーディーを先行させたが、4番はティーショットを左バンカーに入れ、5番パー3は3パットを要し連続ボギーで3アンダーに後退。6、7番と惜しいバーディーパットが続いて迎えた9番パー3で、第1打をピン左奥1メートルにつけ、バーディーとし、トップと2打差の2位で折り返した。

 後半も時折笑顔を見せながら、落ち着いた様子で一打に集中。13番で5メートル近いバーディーパットをねじ込み、トップのイエリミ・ノー(米国)を捉えた。16番は2打目をグリーン左のポットバンカーに入れるピンチに陥ったが、寄せてパーをセーブした。単独トップでホールアウト。最終組のヘンゼライトが18番で10メートル近いバーディーパットをねじ込み、勝負はプレーオフにもつれた。

 主戦場とする国内ツアーで今季2勝を挙げ、ポイントランキングの首位に立つ23歳。元々海外志向は強い。今年の海外メジャーは出場全4試合で決勝ラウンドに進み、6月の全米女子オープンで14位と健闘した。

 第3ラウン�\x83\x89後に「まだ2位タイという本当にいい位置なので、明日ももっとガンガン行きたい。今からパットを修正して、明日は自信を持って最後までプレーできるように頑張りたい」と話していた通り、最後まで堂々とプレー。メジャーのタイトルを手にした。

 ▼日本女子の海外メジャー優勝

 ・樋口久子 1977年全米女子プロ選手権

 ・渋野日向子 2019年AIG全英女子オープン

 ・笹生優花 21、24年全米女子オープン

 ・古江彩佳 24年エビアン選手権

 ・西郷真央 25年シェブロン選手権

 ・山下美夢有 25年AIG全英女子オープン

 ・桑木志帆 26年AIG全英女子オープン

 ◆桑木 志帆(くわき・しほ)2003年1月29日、岡山市生まれ。23歳。4歳でゴルフを始める。プロテストは21年6月に一発合格。同年末の新人戦優勝。24年の資生堂レディスでツアー初優勝。同年最終戦のJLPGAツアー選手権リコー杯で国内メジャーを制し3勝目。今季は2勝を挙げ通算5勝。岩井明愛、千怜、佐久間朱利と同じ02年度生まれ。カラオケが好きで得意曲はHYの「366日」。憧れは岡山出身の渋野日向子。好きな色はピンクと黄色。163センチ。

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