◆女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 AIG全英女子オープン 最終日(2日、英ロイヤルリザム&セントアンズGC=6601ヤード、パー71)
桑木志帆(23)=大和ハウス工業=は2019年覇者の渋野日向子(27)に続き、岡山県出身者で2人目の海外メジャー制覇を飾った。女子は国内ツアー1勝の尾関彩美悠(23)、男子は久常涼(23)が欧州で1勝を挙げ、同県から世界へ飛躍を遂げる選手が急増中。その背景の1つには、ジュニア育成の強化が挙げられる。
2007年に15歳の石川遼がマンシングウェアKSBカップ(岡山・東児が丘マリンヒルズGC)で最年少優勝したことを一因に、岡山県内のジュニアゴルフ熱は高まった。県ゴルフ協会やゴルフ場が協力し、低価格のレッスン会やジュニア大会を多く実施。会員登録したジュニアは500円で打ちっ放し練習、1000円で1ラウンドできるゴルフ場もある。競技開始の壁となる「お金」の負担を軽減し、幼少期から練習や試合の機会を多く積むことができている。
瀬戸内海と中国山地に囲まれ、温暖で晴れの日が多い気候も大きい。プロテストや男子のツアー会場となるJFE瀬戸内海GCなど名門ゴルフ場も多く、恵まれた環境が世界屈指のプロを次々に生み出している。(ゴルフ担当キャップ・星野 浩司)

