ゴルフ「天才少女」須藤弥勒が予選落ちした日本ジュニアを振り返る「悔しい。でも手応えもあります」


初出場した日本ジュニア選手権で予選落ちした須藤弥勒は課題と手応えの両方を高知に持ち帰った

初出場した日本ジュニア選手権で予選落ちした須藤弥勒は課題と手応えの両方を高知に持ち帰った

 ゴルフの海外ジュニアメジャー4冠を達成し「天才少女」と呼ばれる須藤弥勒(15)=高知・明徳義塾中3年/太陽自動車=が8月31日、カットラインに2打及ばずに予選落ちした日本ジュニア選手権(8月19~21日、千葉・千葉CC梅郷C)について感想を明かした。

 「率直に悔しいです。でも、手応えもあります。言い訳をするつもりはありませんが、まだ、スイング改造の途中。来年は高校生になってカテゴリーが上がりますが、もっと戦えると思います」と、初出場した日本の中高生ゴルファー最高峰の大会を振り返った。

 弥勒は昨年9月に群馬・太田市内の公立中学校から2021年マスターズ優勝の松山英樹(LEXUS)らを輩出した名門の明徳義塾中に転校。名指導者として知られる明徳義塾の三木逸子監督のもと、2モーションから1モーションへ、スイングの大改造に取り組んでいる。

 昨年までプロツアー挑戦に重点を置いていたが、現在は明徳義塾中の一員として同年代のジュニアの大会に積極的に出場。今年、日本ジュニア選手権に初参戦した。第1日は1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの76。第2日はバーディーなし、4ボギーの76。通算8オーバーでカットライン(通算6オーバー)に2打及ばず、決勝ラウンドに進めなかった。「番手選びのミスもありました」と反省した。

 高知に拠点を移し、1年。「環境が大きく変わりました。三木先生やチームメートのお陰で成長していることを実感しています」と弥勒は前向きに話す。

 小学校に入学する前から注目されてきた弥勒は強いメンタルを持つ。「日本ジュニアで予選落ちしたことで批判もあると思いますが、私は気にしていません。というよりも、批判をいただいていることを力に変えて頑張ります」。15歳は自分を信じて、今日もクラブを振る。

 ◆須藤 弥勒(すとう・みろく)2011年8月6日、群馬・太田市生まれ。15歳。1歳からゴルフを始め、東大出身の父・憲一さんの緻密な指導を受ける。17年に大会史上最年少で世界ジュニアに優勝。18年も連覇した。19年にマレーシア世界選手権、21年にキッズ世界選手権、22年6月にジュニア欧州選手権優勝し、ジュニアゴルフ界の4大メジャーを制覇。25年9月に群馬県・太田市内の公立中学校から高知・明徳義塾中に転校した。家族は父、元フィギュアスケート選手でピアニストの母みゆきさん、兄・桃太郎君、弟・文殊君。

最新のカテゴリー記事