
単独首位に浮上した岩崎亜久竜(カメラ・横尾 紗知)
◆男子プロゴルフツアー バンテリン東海クラシック 第3日(31日、愛知・三好CC西C=7300ヤード、パー71)
第3ラウンドが行われ、3位で出た岩崎亜久竜(フリー)が5バーディー、1ボギーの67をマークし、通算11アンダーで単独首位に浮上。7月のプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品以来の今季2勝目に王手をかけた。最終18番で25メートルから3パットを要し、この日唯一のボギーを喫したが「最後の3パット以外は、風の中でいいプレーができたと思う」とうなずいた。
1番で残り90ヤードの2打目を60度のウェッジでピン手前1メートル弱にからめると、2番パー5はグリーン手前からの第3打を2メートル半に運び、連続バーディーでスタートした。「1日目からショットとパターの調子を修正できて、だんだんいい状態に持ってこられているので、いい感じ」。開幕前から黒宮幹仁コーチの指導を受け復調。手応えとともに22位、3位、1位と順位も上げてきた。
米ツアー予選会を2次(11月1~4日)から受けることを決めている。現在のポイントランキングは7位で、トップの細野勇策との差は約1190ポイント。ダンロップフェニックス(11月19~22日、宮崎・フェニックスCC)終了時のランク1位を勝ち取れば、2次をパスして最終ステージ(12月10~13日)に回ることができる。今大会を含めて残り4試合。「まだチャンスはあると思うので、頑張りたい」と意気込んだ。
2つの「初」に挑戦する。これまでのツアー3勝はいずれも逆転で遂げており、初の逃げ切りがかかる。当然、年間複数回優勝も意識する。「したことがないのでしてみたい。最近3試合連続で続いているので、その流れに乗りたい」。ドラッグストア・コスモスカップの岩田寛、日本オープンの細野、フォーティネット・プレーヤーズ・カップの藤本佳則と、直近3戦で続く「今季2勝目」に加わりたい。
今大会は3年連続4回目の出場で2022年は9位、24年は5位で終えた。「三好はトップ10に2回入ったことがあって、すごいいいイメージのある大会。ジャンボ(尾崎)さんも(1973、77年に)2回勝っていて、強い人が勝っているイメージのある試合。自分も優勝できるように頑張りたい」と口にした。「順位を気にしないで、最後まで攻め続けられたらいいなと思う」。首位でスタートしながら逆転を許した、24年大会の悔しさを晴らす。(高木 恵)

