【男子ゴルフ】前田光史朗、大会コース新61に「すごいやないか」2度賞金王の大先輩うならせた


4番、ティーショットを放つ前田光史朗。初日10アンダー単独首位のスタートとなった (カメラ・豊田 秀一)

4番、ティーショットを放つ前田光史朗。初日10アンダー単独首位のスタートとなった (カメラ・豊田 秀一)

◆男子プロゴルフツアー ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント2026 第1日(5日、兵庫・三木GC=7004ヤード、パー71)

 第1ラウンドが行われ、主催のACNと所属契約を結ぶツアー未勝利の前田光史朗(26)が10バーディー、ボギーなしで大会コース新記録となる61をマークし、単独首位発進を決めた。5月に3戦続けてトップで初日を終えながら勝ちきれなかったプロ4年目のホープ。観戦に訪れたツアー通算20勝の谷口徹(58)から激励を受け、ホスト大会での初優勝へ奮い立った。時松源蔵(33)=ロピア=、岩崎亜久竜(28)=フリー=ら7人が65で4打差の2位。

 ホールアウトした前田を待っていたのは、満面の笑みを浮かべた谷口徹だった。2度賞金王に輝いた大先輩を「すごいやないか」とうならせた、大会コース記録のビッグスコアで今季4度目の首位発進。「120点のゴルフができた。すべてがかみ合ってくれて、すべてが良かった」。爽やかさ全開の笑顔を見せた。

 昨年1月に所属契約を結んだACNの大会で存在感を示し、「ホスト大会で記録を出せて、やはり縁を感じる」とかみしめた。大会にかける思いがアドレナリンを放出させたのか、予定より1時間早い5時に目が覚めた。スタートの10番で3メートルのチャンスを決めきり眠気を打破。5メートル前後を沈めた14番からの3連続バーディーで5アンダーで折り返すと、後半も加速した。

 ACNの藤岡義久代表取締役会長兼社長とプロアマ戦を同組で回り「今週行けるやろ」と太鼓判を押された。「いつもめちゃくちゃ気にかけてくれる」と感謝する谷口からは、「優勝しろよ」と何十回も言われたという。5月に3戦連続で首位発進を決めながら、最終日に優勝争いに絡めぬまま試合を終えた。失速を心配する先輩プロから「エネルギー残しておけよ」とエールをもらった。「優勝争いをしていたら谷口さんが最終日に来て�\x81\x8Fれるかも。いい姿を見せたい」。2人の恩人へ、悲願の1勝を届ける。(高木 恵)

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