キャロウェイゴルフ「APEXアイアン」光里がホレたアイアン「楽に飛距離」


「APEXアイアン」の飛距離に手応えを感じている藤田光里

「APEXアイアン」の飛距離に手応えを感じている藤田光里

 新しい「頂点」は、より優しくて心地良い―。キャロウェイより初の360度カップフェース(ステンレス)+フォージドボディーを組み合わせた「APEX(エイペックス)アイアン」が、13日から新発売される。飛距離性能とフィーリングの両立を追求し、高いボール初速を可能にした次世代フォージドアイアンが、アベレージゴルファーにワンランク上のプレーを切り開く。

 

 米人気ゴルフ雑誌「Golf Digest」によるゴルフギアのレーティング企画の日本版、「HOTLIST JAPAN2014」でゴールド賞を受賞した名アイアンが、より身近な存在として生まれ変わった。中・上級者向きであった前機に比べ、新APEXアイアンはアベレージゴルファーを意識した仕上がりになっている。


 同社で初めての4番から7番まで軟鉄鍛造ボディーに360度カップフェースを搭載。精密レーザー溶接により完全に一体化したパーツは抜群のはじき感を発揮。ヒット時のエネルギーをロスなくボールに伝えることで高いボール初速と飛距離性能の大幅なアップを実現した。

4番~7番は360度カップフェースだ

4番~7番は360度カップフェースだ


 新APEXアイアンはフィーリングでも「頂点」を目指した。


 軟鉄鍛造ボディーと、エラストマー(弾性素材)が装着されたメダリオンを組み合わせることで、インパクト時にしっとりとしたソフトな打感を獲得。フォージドならではの深みのある響きの心地よさは、これまでのアベレージ向きアイアンでは味わえなかったものだ。


 機能を突き詰めたギアには、おのずと「美」が宿る。ゴルファーの繊細な感性を第一に考え、その形状を決定するために番手ごとに何百時間もかけて研磨を重ね、各ヘッドの形状やサイズを調整。トウからヒールまで曲線美を追求したフォルムは、番手間のサイズや形状の違和感がなく、見た目にもよどみないセットの流れを感じさせる。


 APEXとは英語で「頂点」の意味。新生APEXアイアンは「飛び」「フィーリング」そして「美しさ」で、アベレージゴルファーに“自分史上”最も高い頂を見せる。


 なお、中・上級モデルとして、「プレシジョン・チューン・ウェート」による高いコントロール性が特徴の「APEX PRO アイアン」も同時発売される。


 4月下旬の「フジサンケイレディス」(静岡・川奈ホテルゴルフコース)で初優勝を挙げた新鋭・藤田光里(21)=レオパレスリゾートグアム=も、「APEXアイアン」のフィーリングにほれ込んだひとり。「優しさを求めてAPEXアイアンを使っています。弾道も高くていい。特にロングアイアンは見た目にもユーティリティーに似た優しい感覚で、楽に飛距離が出ます」と、すでに実戦投入。新兵器で今季2勝目を狙っている。