鮫島、2差2位発進!ホストアマの意地で初Vへ好位置…報知シニアアマ


初Vへ向け好発進した鮫島選手

初Vへ向け好発進した鮫島選手

 ◆第5回報知シニアアマゴルフ選手権第1日(12日、神奈川・箱根CC)

 “ホストアマ”鮫島康孝(65)=箱根=が1オーバー73で回り、首位に2打差の2位と初優勝へ好位置につけた。首位は1アンダー71で出場選手中、唯一アンダーパーをマークした志村幹夫(61)=大洗=。第1回大会優勝の山下勝紀(65)=扶桑=は75で5位、連覇を狙う村田達勇(62)=東千葉=は77で12位につけた。

 ポテトチップスのようにうねる高速グリーンに悲鳴を上げる中、鮫島が初Vに向け好発進した。

 所属コースでの開催にプレッシャーを感じていた。だが、5番で5メートル、14番ではピン上8メートルのスライスラインをねじ込みバーディー。最終18番も1メートル半を沈めてのパーセーブで73に「今日はパットに助けてもらった」と笑顔が広がった。

 ゴルフを始めたのは仕事の関係上で32歳と遅めだったが、50代でベストスコア66をマークするまでに腕を上げた。さらに代表取締役を務めるサメジマコーポレーションは、かつては室田淳、丸山茂樹などの所属先としてトッププロらのサポートもしてきた。

 「上手な人がいっぱいいるから」と控えめだが、同コース開催だった第1回大会は3位、第3回は5位と好成績。接戦が予想される最終日は“地の利”を生かし初Vを目指す。

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