石川遼の弟・航は最下位デビュー 姉・葉子さんがキャディー


10番で、姉・葉子キャディーと笑顔でスタートを待つ石川航

10番で、姉・葉子キャディーと笑顔でスタートを待つ石川航

 ◆男子プロゴルフツアーRIZAP・KBCオーガスタ 第1日(25日、福岡・芥屋GC、7151ヤード=パー72)

 1か月半ぶりの実戦復帰となった石川遼(24)=カシオ=が1イーグル、5バーディー、1ボギーの6アンダー、66をマーク。日本ツアーでは10年フジサンケイクラシック以来4度目の首位発進を決めた。弟の航(わたる、16)=県浦和高2年=は、姉・葉子さん(20)とのコンビでツアーデビュー戦に挑んだが、10オーバーで最下位の138位。石川のほか、太田直己(37)=フリー=、小田龍一(39)=Misumi=ら首位に8人が並ぶ大混戦となった。

 ほろ苦いデビュー戦となった。兄そっくりのスイングで10番はドライバーでの第1打をフェアウェーに運んでパー発進。だが、11番はグリーン奥からアプローチミス、12番は1メートルを外して連続ボギーとスコアを落とした。

 兄の遼は07年5月のツアーデビュー戦で15歳8か月の最年少初Vを果たしている。第2Rへ向け「1打、1打を大切にして少しでもいいスコアで回りたい」と巻き返しを誓った。

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