男子プロゴルフツアーのアジアパシフィックオープン・ダイヤモンドカップは22日から4日間、大阪・茨木CCで行われる。川村昌弘(23)=antenna=は、思い出の大会でツアー2勝目を目指す。今大会のコースで初優勝したのは2013年。「もう3年。随分、勝ってないですね。最初で最後(の勝利)みたいになっちゃってる」と自虐的に振り返った。
今大会はアジアと日本ツアーの共同主管大会のため、勝てば両ツアーの来季シード権を得られる。これまで20か国以上の大会に出場するなど、海外志向の強い“旅人ゴルファー”にとっては「ビッグチャンス。ここで勝つのは大きい」と闘志を燃やしている。さらに、スポンサー契約を結ぶ三菱商事の主催大会でもある。「(ホストプロとして)勝てば、会社の社内報とかに載るんじゃないですかね。(活躍を)見てもらえるチャンスですね」。日頃のサポートに対する恩返しを込めてプレーするつもりだ。