プロになった奈紗、目標は宮里藍「プロの世界で戦えるのでうれしい」


プロ転向会見で中嶋常幸から花束を受け取り笑顔を見せる畑岡奈紗

プロ転向会見で中嶋常幸から花束を受け取り笑顔を見せる畑岡奈紗

 アマチュアで史上初めて、国内メジャーの日本女子オープンを制した畑岡奈紗(なさ、17)=茨城・ルネサンス高3年=が10日、都内で会見し、プロ転向を表明した。宮里藍(18歳110日)の記録を塗り替え、国内ツアー史上最年少17歳271日でのツアープロ誕生となった。

 ―プロになった心境。

 「ここからがスタートという気持ちで頑張りたい」

 ―決断したのはいつ?

 「(3日に)家族と話をして。両親からもプロとして頑張ってと言われた」

 ―プロ転向の決め手。

 「ずっとプロになるのが夢だったので。優勝してプロになれるのはうれしいことだと思った」

 ―目標のプロは?

 「宮里藍プロです。調子良くても悪くても、いつも笑顔でプレーされていて。周りの方への気遣いもすごいと思います」

 ―藍超えの最年少プロ。

 「そういうふうには思っていないです。早くプロの舞台で戦えるのでうれしい」

 ―賞金の使い道は?

 「貯金したい」

 ―米ツアー進出を意識したきっかけは?

 「中学から父がいろいろな国際試合を探してきてくれて。今年4月に米ツアーでプレーしたのがきっかけ。慣れるまでは大変かもしれないですけど、世界で勝つのが自分の夢なので」

 ―米ツアーの魅力は?

 「たくさんの国からいろんな選手が集まって戦っているところ」

 ―14年4月に日本ツアーで優勝した同級生・勝みなみの存在は?

 「たくさんプロの試合に出ていて本当にすごいなと思っていて。やっぱり私もいつかプロの試合で頑張りたいと刺激になりました」

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