松山、粘った耐えた!3差8位に浮上


4番、バーディーパットを沈めて歓声に応える松山英樹

4番、バーディーパットを沈めて歓声に応える松山英樹

 ◆男子プロゴルフツアー 国内メジャー第3戦 日本オープン第2日(14日、埼玉・狭山GC、7208ヤード=パー70)

 初日に続き、粘りのゴルフを展開した。松山はボギー直後の4番、約10メートルのスライスラインのバーディーパットを沈めてガッツポーズ。「今の状態でよく持ちこたえた」。ショットが左右に曲がるなど復調の兆しは見えないが、2日間のパーキープ率は83・33%で6位。世界レベルのショートゲームで耐え続け、70の1オーバーで15位から3打差の8位に押し上げた。

 初日は集結した大観衆に「ずっと緊張していた」と言うが「今日は楽しく、緊張することなくできたのでよかった」。コース内を歩いていると、幼稚園児から「松山選手、頑張って!」と声をかけられ、うれしそうに手を振った。「粘っていけば(優勝に)チャンスが残る。気持ちを切らさずやりたい」。米ツアーで鍛えた技術、メンタルで上位陣をうかがう。

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