丸山大、バーディー合戦制し優勝「しびれた」


丸山大輔(右)を祝福する株式会社太平洋クラブの韓俊代表取締役社長

丸山大輔(右)を祝福する株式会社太平洋クラブの韓俊代表取締役社長

 ◆報知新聞社後援 太平洋クラブチャレンジトーナメント最終日(14日、太平洋クラブ江南コース。7053ヤード、パー71)

 男子プロゴルフの「太平洋クラブチャレンジトーナメント」(報知新聞社後援)は14日、埼玉県熊谷市の太平洋クラブ江南コース(7053ヤード、パー71)で最終ラウンドが行われ、66で回った丸山大輔(45)=アイテック=が通算8アンダーで優勝した。1打差の2位には塚田好宣(47)=フリー=、木下康平(21)=TKUテレビ熊本=。初日首位の石渡和輝(23)=フリー=は19位に終わった。

 丸山大が激しいバーディー合戦を制した。首位と2打差でスタート。「7アンダーで回れば優勝できると思い、それを目指してプレーした」。作戦通りに1番パー5でバーディーを奪ったが、同組の塚田、吉永智一も負けていない。「2人がボコボコ、バーディーを奪うので、さらにスイッチが入りました」。激闘のポイントは、難しい15番パー4だった。

 「昨年の日本プロで経験していたので、何とかパーで切り抜けられました」。通算8アンダーで首位に立ち、次の16番パー4で2位に2打差をつけた。優勝をほぼ手中にしたと思われたところから、塚田が2連続バーディー。最後は1打差でしのぎ切った。「ともにパーでしたが、最後のパットは久々にしびれた」。これでチャレンジトーナメントは今年2勝目。来年のレギュラーツアーでの活躍が期待される。

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