勇太、2年連続の2位で賞金ランク1位浮上「この時期にトップに立つのも久しぶり」


 ◆男子プロゴルフツアー 国内メジャー第3戦 日本オープン最終日(16日、埼玉・狭山GC、7208ヤード=パー70)

 14年大会覇者の池田は要所でバーディーパットが決まらず、71と伸ばせず2年連続の2位で終えた。それでも最終18番、5メートルのパーパットを決めると右拳を3度突き上げて喜んだ。「2位と3位じゃ違うので」とうなずいた。

 1番で2メートル半のバーディーパットを沈め首位の松山に並んだが、3番で4オン2パットのダブルボギーを叩き後退。最終組で回った東北福祉大の後輩・松山とは談笑する場面もあり「お互いに良いゴルフをして、いい雰囲気で回れた。松山は距離も出てるし、アイアンも一番手違う。もう1ランク上に行くにはそこかなと気付かされて、後輩だけどいい勉強になりました」と振り返った。

 今季賞金は1億2118万3703円で賞金ランク1位に浮上。「この時期にトップに立つのも久しぶりだし、これから毎試合こういうゴルフができるように頑張りたい」。初の賞金王に向け“若大将”が手応えをつかんだ。(榎本 友一)

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