松山、スーパープレーでウッズ以来の「プレート」設置プラン…10日からVSA太平洋マスターズ


プロアマ戦の18番でウォーターショットを放ち、ギャラリーを沸かせた松山

プロアマ戦の18番でウォーターショットを放ち、ギャラリーを沸かせた松山

 男子プロゴルフツアーの三井住友VISA太平洋マスターズは10日から4日間、静岡・太平洋C御殿場C(7246ヤード、パー72)で行われる。11年大会王者で世界ランク7位の松山英樹(24)=LEXUS=は9日、プロアマ戦で最終調整。同組で回った同コースの韓俊社長は、松山がスーパープレーを見せた場合にはコースに「松山プレート」を設置するプランを明かした。

 18番グリーン右のラフには、01年のW杯でタイガー・ウッズ(40)=米国=が決めたチップインイーグルを記念して銅板プレートが設置されている。韓社長は「それ(設置)にふさわしいプレーを見せていただければ、ぜひ残したいですね」と前向きに話した。

 この日は2092人のギャラリーが詰めかけ、松山はホール間の移動中も300人以上のサインや写真撮影に対応。18番では池からウォーターショットも披露した。韓社長によると、松山は「(米と)芝が違うので体が慣れていない。予選ラウンド(R)で慣れて決勝Rで(調子が)上がってくればいい」と話していたという。

 ◆タイガー・ウッズの記念プレート 01年11月、太平洋C御殿場Cで行われたW杯最終日の最終18番パー5。首位の3か国(NZ、デンマーク、南ア)と2打差で迎えた米国は、グリーン右ラフ約15ヤードからの第3打をウッズがサンドウェッジでチップインイーグル。土壇場で追いつき1万5700人の観客を大興奮に包んだ。翌12月には第3打地点に全長14センチの正方形でW杯公式マーク入りの銅板記念プレートが設けられた。

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